50歳で、突然ドラムを始めたjunkoです。
今は主婦バンドでドラムを叩きながら、仲間との出来事や、MIRAKANA BEATを形にしていく途中の景色を書いています。
MIRAKANA BEATは、これからを、おもしろがって生きるための場所です。

……と書くと、昔から音楽が好きで、いつかバンドをやりたいと思っていた人みたいですが、まったく違います。
始めたのは50歳。
それまで、やってみたいと思ったことは一度もありませんでした。
きっかけは、仕事中の車でたまたま聴いた一曲。
その曲のリズムが妙に耳に残って、
「ドラム、やってみたいな」
なぜか、そう思ってしまったんです。
自分でも「どうせ続かない」と思っていたので、最初は家族にも内緒でした。
ところが。
どういうわけか、続いています(笑)。
ドラムを始めたら、いろんなことが起きました
最初は、ただ上手くなりたかったんです。
好きなドラマーみたいに、カッコよく叩けるようになりたい。
それだけでした。
ところが実際に始めてみると、ドラムそのものより、その周りでいろんなことが起きました。
早く上手くなりたくて、身体を痛めたり。
バンドでうまくいかなかったり。
思いがけない人と出会ったり。
スタジオへ向かう途中で骨折して、「しばらくドラム禁止」になったことまであります。
カッコいいドラマーへの道をまっすぐ進んでいるつもりが、ずいぶん違うところを歩いてきた気がします。
でも不思議なことに、その「違うところ」で起きたことの方が、あとになって心に残っていました。
それで、書くようになりました
56歳で18年半続けた仕事を辞めた頃、noteにドラムのことを書き始めました。
最初は、ドラムをやっていて起きたことや、そこで感じたことを書いてみる。
それくらいでした。
ところが書き始めてみると、上手く叩けた日のことより、失敗した日の方が書きたくなったりするんです。
「あのときは最悪だと思ったけど、今考えるとちょっとおもしろいな」
そんな出来事も増えていきました。
ドラムを叩く。
人に会う。
何かが起きる。
それを書く。
書いてみたら、ただの出来事だったものが、一つの物語になる。
どうやら私は、この繰り返しが好きみたいです。
そして書いているうちに、ひとつ気づいたことがあります。
特別なことが起きたから、おもしろいんじゃないのかもしれない。
そのときは「なんでこんなことに」と思ったことも、あとから眺めると、案外いい話になっていたりする。
私の場合、それを連れてきてくれたのが、たまたまドラムだったんだと思います。
そうして書いてきたできごとのいくつかを、一冊の実話エッセイにまとめました。
『あの夜に見た景色は、始まりだった』―50歳から始めたドラムが、私にくれたもの―
MIRAKANA BEATと、私
気づけば、その繰り返しがMIRAKANA BEATになっていました。
今は、文章を書くだけではなく、読みものを残したり、本をつくったり、ドラムやバンドの今を写真や動画で届けたり、メールレターに途中の景色を綴ったりしています。
そして、MIRAKANA BEATをどう育ててきたのか、その途中も少しずつ残しています。
文章も、ドラムも、バンドも、本も。
ここまでに起きたことも、これから起きることも。
それぞれ別のものにせず、MIRAKANA BEATという一つの場所でつなげていきたいと思っています。
この先どうなるのか、私にもまだ分かりません。
でも、それくらいの方がおもしろい。
これからもドラムを叩いて、何かが起きたら、また書きます。
junko
もう少し、MIRAKANA BEATをのぞいてみたい方へ。
▶ 読みものを読む