noteを書き続けていると、いつの間にか記事が増え、「そろそろ整理したい」と思うことがあります。
ところが、いざ過去の記事を開くと、
「これは頑張って書いたな」
「このコメント、嬉しかったな」
「今読むと少し違うけれど、消すのは惜しい」
と、どの記事もそれなりに大切に見えてきます。
私のnoteにも、気づけば98本の記事がありました。
一つずつ自分で判断することを考えただけで気が遠くなり、何度もAIに、
「もう新しいnoteを作った方が早くない?」
と相談しました(笑)。
それでも、新しいアカウントを作る前に、まず今ある記事を整理することにしました。
結果として、98本の記事から、現在公開しておく記事を11本まで絞ることができました。かかった時間は、およそ半日です。
この記事では、私がAIと一緒に行ったnote記事の整理方法と、残す記事・表から下げる記事を決めた基準をご紹介します。
記事を選ぶ前に、noteの役割を決める
最初に行ったのは、「どの記事を残すか」を決めることではありませんでした。
先に考えたのは、
「これから、このnoteを何のために使うのか」
ということです。
当時の私は、MIRAKANA BEATというホームページを作り、noteやInstagram、Kindleなど、それぞれの役割を整理しているところでした。
その中で、noteは過去の記事をすべて並べておく保管場所ではなく、
「今の私とMIRAKANA BEATを知ってもらう入口」
にしようと決めました。
この役割が決まると、記事を見る基準も変わります。
「この記事が好きか、嫌いか」ではなく、
「これからのnoteに、この状態で置いておく記事か」
と考えられるようになったのです。
98本の記事を一覧にして、全体を見る
次に、これまで書いた記事のタイトルを一覧にしました。
記事を一つずつ開きながら考えると、その記事を書いたときの気持ちや、もらったコメントを思い出してしまいます。
もちろん、それ自体は悪いことではありません。
ただ、整理するときには、記事全体を少し離れたところから見る必要があります。
タイトルを一覧にすると、
・同じ内容を何度も書いている記事
・今の自分とは方向が変わった記事
・現在も読んでもらいたい記事
・別の作品へ育てられそうな記事
が見つけやすくなりました。
最初から本文を細かく直そうとせず、まず全体を把握することが大切でした。
「残す・消す」ではなく、5つの行き先に分けた
最初の私は、過去の記事には「残す」か「消す」しかないと思っていました。
けれど、AIと整理するうちに、
「今ここに置くか、別の場所で育てるか」
という見方に変わっていきました。
そこで、98本あった記事を、次の5つに分類しました。
そのままnoteに残す
現在のnoteの方向性に合っていて、内容や文章も大きく直す必要がない記事です。
初めてnoteを訪れた人が読んでも、今の私やMIRAKANA BEATの雰囲気が伝わるものを残しました。
単に「スキが多かった記事」ではなく、「これからのnoteの入口として必要か」を基準にしています。
少し整えれば、今のnoteで生きる
内容は今のnoteに合っているものの、タイトルや書き出し、結び方などを少し直した方がよい記事です。
当時の文章をすべて書き換えるのではなく、
・タイトルを今の方向性に合わせる
・説明が長い部分を整理する
・今の自分とは違う表現を見直す
・必要に応じて現在の状況を追記する
といった調整をすれば、今のnoteでも生かせると判断しました。
HPへ育てる
体験談の中に、検索する人の疑問に答えられる材料がある記事です。
たとえば、ドラムの置き場所、機材の使い方、ドラムの運搬、note記事の整理方法などは、私自身の出来事であると同時に、同じことで困っている人にも役立つ可能性があります。
こうした記事は、noteにそのまま残すのではなく、必要な情報や手順を加え、ホームページの読みものとして育てることにしました。
Kindleなどの商品資産に回す
一つの記事だけでは完結しなくても、複数の記事をつなげることで、一つの物語や読みものに育つ記事です。
過去の出来事、そのときの感情、うまくいかなかったことなどは、Kindleや電子小冊子、将来の商品に使える材料になります。
今すぐ公開しておく必要はなくても、なくしてはいけない記事として保管しました。
表から下げる
内容が悪いわけではなくても、今のnoteの役割には合わない記事です。
以前の私は、「50代でも遅くない」「挑戦することが大切」といったことを、一生懸命伝えようとしていました。
当時は本気で書いていましたが、今の私が読み返すと、少し肩に力が入っているように見える文章もありました。
そうした記事は削除するのではなく、いったん表から下げることにしました。
この5つに分けたことで、過去記事を「残すか、捨てるか」で悩む必要がなくなりました。
今のnoteに置かない記事も、別の場所で使える大切な材料です。
そう考えられるようになってから、整理が一気に進みました。
AIに記事の判断を任せたわけではない
AIを使ったと書くと、
「AIが残す記事を決めたのですか?」
と思われるかもしれません。
でも、AIが勝手に「残す・消す」を決めたわけではありません。
AIと一緒に行ったのは、
・noteの役割を言葉にする
・記事を分類する基準を作る
・タイトル一覧を基準に沿って仕分ける
・内容が似ている記事を見つける
・別の媒体に使えそうな記事を見つける
という作業です。
AIから判定が返ってきても、
「いや、それは残したい」
と思った記事もありました(笑)。
AIの役割は、答えを決めることではありません。
書いた本人には感情が入りすぎて見えなくなっているものを、少し離れたところから見せてもらうことでした。
最終的に残すかどうかは、すべて自分で決めました。
実際に行ったnote記事整理の手順
これからのnoteの役割を決める
誰に何を知ってもらう場所なのかを、最初に決めます。
ここが曖昧なままだと、記事を選ぶ基準も定まりません。
すべての記事タイトルを一覧にする
まずは記事数と内容の全体像を確認します。
この段階では、一記事ずつ細かく修正しません。
記事を5つの行き先に分類する
私の場合は、記事を次の5つに分類しました。
1.そのままnoteに残す
2.少し整えれば今のnoteで生きる
3.HPへ育てる
4.Kindleなどの商品資産に回す
5.表から下げる
大切なのは、すべての記事を「公開を続けるか、削除するか」の二択にしないことです。
別の場所で育てるという選択肢を作ることで、過去の記事を大切にしながら、現在のnoteを整理できました。
AIに一次判定を手伝ってもらう
noteの役割と5つの分類基準をAIに伝え、記事タイトルを仕分けてもらいました。
判定結果だけでなく、その理由も一緒に出してもらうと、自分の考えとの違いを確認しやすくなります。
最後は自分で決める
AIの判定をそのまま採用せず、自分が残したい記事や、今後使いたい記事を確認します。
迷った記事は、無理に結論を出さず、いったん保管しました。
非公開にする前に記事を保存する
過去記事は、別の作品やホームページの記事へ育つ可能性があります。
私は削除するのではなく、今後使える材料として保管しました。
本文だけでなく、タイトルや公開日も一緒に残しておくと、あとから整理しやすくなります。
公開記事を下書きに戻すときの注意点
noteでは、公開済みの無料記事を「下書きに戻す」ことで非公開にできます。
ただし、有料記事や過去に販売実績がある記事、メンバーシップの特典記事など、下書きに戻せない記事もあります。
仕様は変更される可能性があるため、実際に操作する前に、note公式ヘルプの「公開した記事を下書き(非公開)に戻せますか?」を確認してください。
また、大量の記事を整理するときは、先に本文や画像を別の場所へ保存しておくと安心です。
98本から11本に減らして分かったこと
この整理には一か月くらいかかると思っていました。
ところが実際には、AIの力も借りながら、半日ほどで公開記事を11本まで絞ることができました。
作業が終わったとき、思っていたほど喪失感はありませんでした。
むしろ、noteがすっきりして、
「ここは今のMIRAKANA BEATを知ってもらう入口なんだ」
と、役割がはっきりしました。
非公開にした記事も、なくなったわけではありません。
Kindleに育つものもあれば、ホームページで今の言葉に書き直せるものもあります。
記事を削ったというより、
「それぞれの記事の置き場所を変えた」
という感覚に近いと思います。
noteの記事が増えすぎたら、新しく作り直す前に整理してみる
記事が増えると、新しいアカウントで最初からやり直したくなることがあります。
私も、何度もそう思いました。
でも、過去の記事は、失敗した記録ではありません。
今の自分には合わなくなった記事も、別の形に育てられる大切な材料です。
まずは、これからnoteを何のために使うのかを決める。
そして「残すか、消すか」ではなく、「どこに置くか」という視点で整理する。
それだけでも、過去の記事の見え方は変わります。
98本から11本まで減らした私のnoteには、今また少しずつ新しい記事が増えています。
結局、また書いているんですけどね(笑)。
note記事の整理でよくある質問
古い記事は削除した方がよいですか?
今の方向性に合わないという理由だけで、すぐに削除する必要はないと思います。
別の記事へ書き直したり、Kindleなどの材料に使ったりできるため、まずは保存したうえで表から下げる方法が安心です。
AIには記事の本文をすべて読ませる必要がありますか?
最初の仕分けは、記事タイトルの一覧からでも始められます。
タイトルだけでは判断できない記事や、残すか迷った記事については、本文も確認してから最終判断すると進めやすくなります。
新しいnoteアカウントを作った方が早いですか?
発信するテーマや読者がまったく違う場合は、アカウントを分ける選択肢もあります。
ただし、過去の記事や読者とのつながりを引き継ぎたい場合は、新しく作る前に、今ある記事を整理して使えるものがないか確認することをおすすめします。
